技術・技能が必要な仕事や単純なデスクワーク作業などの外部発注の話。
「自分のところでは技術的には大変な仕事だからプロにやってもらいたい」や「一定の作業の人手を増やしたいけどお金をさほどかけられない・人は雇えない」などの時に非常に便利なサービスです。
そういった仕事を外注するときの問題が、
「相場はいくらなのか・もっと安くできないか」「ちゃんと価格に見合った質のいい仕事・納品をしてくれるのか」ここらへんが外注する時の心配事・悩み事ではないでしょうか。
そういう時は「クラウドソーシングサイト」を活用しましょう。
クラウドソーシングサイトとは、技術をもった数万人のデザイナーやエンジニア、ライターなどが仕事を受注するために登録しているWEBサイトです。
そこで仕事を発注すれば、驚くほど低価格で質の高い仕事をしてくれます。 信頼度の高い主要クラウドソーシングサイトは二つ、
「クラウドワークス」と
「ランサーズ」です。
「クラウドワークス」は、会社や商品のロゴのデザインや広告系のデザイン。ウェブサイト(ホームページ)やウェブページの開発・デザイン制作や更新作業。スマホ用のアプリの開発・デザイン等々の高額になりがちなシステム系関連の仕事に強く、
「ランサーズ」はロゴや名刺・商品パッケージ・パンフレット/封筒などのデザイン系。会社や商品のネーミング・キャッチコピー、ブログなどの記事の執筆代行などの文字・文章系などに強いイメージです。
(※あくまでも個人的見解です)登録者のスキル情報や過去の実績・身元確認・守秘義務条項など一人一人ちゃんと確認・記載されているので発注・依頼する側としても安心です。
仕事の発注の仕方はおおまかに
「報酬タイプ」と
「時給タイプ」。
「報酬タイプ」はコンペ方式のようなもので、仕事の要件・情報と報酬額などをサイトに掲載して多くの人達からの提案を待ち、上がってきた提案から好きなものを選んで報酬を支払って完了というもの。
例:会社のロゴをデザインしてほしいというケースなら
(1)サイトに登録後、
(2)発注したい仕事の要件・詳細情報・締切日・報酬金額などを入力してクラウドソーシングサイトに載せます。(掲載料は基本0円)
(3)その掲載された仕事に数万人の登録ユーザーの中からデザイン案が提案されます。(だいたい数案〜数百案)
(4)募集締切後、提案されたものの中から好きなものを選び、その後微調整や細かい修正をお願いして希望のデザインになったら報酬を支払い、デザインが納品され完了。
こんな感じです。
「時給タイプ」は、クラウドソーシングサイトを通して時給で短時間や一定期間雇うようなスタイルで仕事をしてもらえます。
例:Webサイト(ホームページ)のリニューアル作業を手伝ってほしいというケースなら
(1)サイトに登録後、
(2)発注したい仕事の要件・詳細情報・仕事の期間・実労働時間・募集の締切日・時給金額などの必要事項を入力してクラウドソーシングサイトに載せます。(掲載料は基本0円)
(3)その掲載された仕事に数万人の登録ユーザーの中から立候補が出ます。(だいたい数件〜数十件)
(4)仕事をお願いしたい人を選び、打ち合わせ後、仕事の開始、時給換算の金額をクラウドソーシングサイト経由での支払い。
流れはだいたい2つとも同じですが、
「報酬タイプ」のほうがメリットが多いです。「時給タイプ」は結局お金がかさんでしまったり、そもそも一定時間の拘束などの要件に応じられる人が報酬タイプより少なくなってしまうので、どうしても時給で払うのが一番効率がいい仕事以外には今のところ使いづらいものかと思います。
「時給タイプ」の大きなメリットは本当に雇う場合に発生する多額の出費や人材の選別作業の手間、そして高額になる人件費や人材を雇うことで発生する大きなリスクなどを大幅に抑えることができることです。
長期間の作業を依頼する時、報酬タイプでは難しい仕事を依頼する時には使えるスタイルです。一方、
「報酬タイプ」のメリットは支払うのは報酬金額だけ。そして時給タイプとちがって、よりたくさんの提案の中から選べること。さらに、このクラウドソーシングサイトで注目すべきメリットがもう一つ。「利用料金や仲介手数料などが0円」ということ。
提示した報酬や時給以外に別途費用が発生しないということです。
(※仕事の依頼内容を掲載するときに「より目立つようにする」等には別途、有料オプションなどがあります。)普通ならこのような仲介業者(クラウドソーシングサイト)にはだいたい仲介手数料や利用料金などが仕事の依頼料の15%〜25%ぐらいさらに追加で払う必要がありますが、
クラウドワークスとランサーズでは発注側は仲介手数料も利用料も支払う必要はありません。純粋に報酬金額を提示したら支払うのはその報酬金額だけで大丈夫です。
何かプロにお願いしてみたい仕事や、単純に人に頼んでみたい仕事があれば試しに仕事を依頼してみてはどうでしょうか。
「報酬タイプ」なら募集期間中に平均で数十案から数百案ほど上がってきます。
そして、支払うのは提示した金額だけ。
・文章・記事の作成(400文字程度)なら
報酬金額の相場はだいたい1件50円〜100円ほど。
・会社や新商品の「ネーミング案やキャッチコピー案」なら
報酬金額の相場は5,000円〜2万円ほど。
・「バナー広告の制作」や「名刺のデザイン」等なら
報酬金額の相場はだいたい2万円。
・会社や商品の「ロゴのデザイン」なら
報酬金額の相場はだいたい2万円〜5万円ほど。
・ウェブサイト・ホームページの制作なら
これは、報酬金額はピンキリです。
どういう機能を入れるかや作業量によって3〜5万円程度から数百万円単位まで変わってきます。
ただ、コストパフォーマンス(費用対効果)は普通に外注するより高いはずです。
※報酬金額が高いほど提案してくれる人数も提案数も増えます。
ここなら普通に頼むより破格の値段で高い品質の仕事を依頼し、請け負ってもらうことが可能です。
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